ページの先頭

トップページ > 遺品整理の料金目安

遺品整理の料金目安

初めての遺品整理ですと、一体いくらが適正なのかわかりません。
業者の規模や、広告費、など会社を運営していくにあたりいくらかかるのか業者によってまちまちです。
仕事の少ない所では、月に1件も無い業者や多い所で50件を超える業者もあります。
件数が少なければ、1件の仕事で利益を出さなければいけませんので、
料金が高く設定される傾向にあります。
したがって業者間で数十万円の開きがあります。

なぜ安い業者があるのか?そのからくり 安かろう、悪かろうの世界…

単純に料金だけで比較できないのが遺品整理の世界です。
遺品整理は商品を販売しているわけではなく、
サービスを販売しているからです。
サービス内容も十分に比較する事が大切です。

安いには安いわけがある。という事です。

本当にある事例

1、適正なゴミ処分をせずに不法投棄
お客様に、リサイクル券やマニュフェストを提出しないで、不法な投機をします。
正規の場合では地域差もありますが2トントラックで6万円前後かかります。
不法投棄する事でこの6万円を浮かせて利益率を高めている為安くできるのです。
2、コンテナに乗せて海外に!
お客様から処分費を取り、料金の高い日本ではなく、
東南アジアなどに持っていき利ザヤを稼ぐ業者もいます。
5件程度仕事をこなせば数十万円浮きますので、利益率が高いので値段を安くできる。
3、古物商の資格で買取り
リサイクル系の遺品整理などに多く見られますが、古物として買い取ったからゴミは自分の物だからトラックで持ち帰っても良い!と屁理屈で持ち帰り、自分のゴミとして処分して処分費を浮かせています。
これも屁理屈です。
古物での取引の場合、何の商品をいくらで売買したか、どこの誰から買ったのか?など
細かく管理しなければなりません。
勝手気ままにすると、ゴミ処分の抜け穴になるので、国は古物商と言う許可を発行しているので、
「ゴミを買い取る」と言う屁理屈は通用しません。

このような方法で安く遺品整理を請け負う業者が後を絶ちません。
消費者としては安いに越した事はありませんが、知らないうちに犯罪に関わっている事になります。

そして罰則は非常に厳しいものになります。
不正な業者に頼むと知らないうちにあなたも不法投棄をしている事になるので、ご注意下さい。

現在の法律ではこのようになっております。

廃棄物処理法の罰則(第25条)「5年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金」 廃棄物処理法第25条は、廃棄物処理法の中で最も重い罰則を定めています。
具体的には、「5年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金、またはこれの併科」という刑罰です。

廃棄物処理法第25条違反の罪となる行為は
  • ・廃棄物処理業の無許可営業
  • ・行政からの命令に違反(「事業停止命令」や「措置命令」など)
  • ・無許可業者への処理委託
  • ・廃棄物の不正輸出
  • ・廃棄物の「野焼き」や「不法投棄」

このように無許可業者に委託した場合も5年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金、
またはこれの併科になります。安いからいいでは決してないのが遺品整理です。
お客様目線では安い業者だから親切となり高いとぼったくりと言われる傾向ですが、
どちらが親切か結論は明白です。

HPなどの料金記載

よくあるパターンですが、
1LDKでいくら?など記載されている事が沢山ありますが、これは不自然です。
なぜなら生活スタイルによって遺品の量は異なります。
このような料金設定の場合は追加料金の発生なども考えられるのでご注意下さい。

遺品整理の料金目安

料金の決め方

これが基本の料金です。
この他にマンションや駐車場が併設しておらず、手積みの場合などは料金がプラスされることもあります。

搬出量の目安

誰もが知っている大手企業【クロネコヤマト】
こちらの遺品整理ですと搬出量は2tパネルで¥210,000です。
この料金以上ですと高いと思います。
クロネコさんのブランドと大手企業のランニングコストを加味している金額ですので、
これ以上高いのは不適切です。
だいたい10万円前後が適正な価格のようです。

処分費の目安

処分費は地域間によってまちまちです。
やはり大都市部の方が高く地方の方が安い傾向です。

大都市部目安
2tトラック一杯 → ¥100,000 円前後
地方目安
2tトラック一杯 → ¥50,000 円前後

これが大まかな目安です。

したがって、1LDKの一人暮らしで普通程度の荷物ですと、 15万円~20万円位が相場となります。
これ以上安いのも不法投棄の心配がありますし、高すぎるのは不親切な業者のようです。

  • 登録はこちら

ページの先頭へ